連日報告しております、この、無駄に熱い感想。
3話は戦闘シーンが多い話なので、今までより百合画像少な目でお送りします!
と言おうと思って、画像を数えたら、昨日とほぼ同じ枚数……。
どういうこと?
戦闘シーンを省いてるはずなのに、おかしな話です。
これもカッコよすぎる姫様と、姫様を好きすぎるイゼッタさんのせいですね。
画像的には困らなくて大助かりですが(笑)
終末のイゼッタ 3話
今回は最初から百合シーンはありません。
シリアスな戦闘シーンから始まります。
怒涛の質量で攻めてくるゲルマニアに対し、旧装備である公国は押されっぱなしです。
ミリタリーに詳しい人によれば、この兵器や武装の種類はかなり精密に描写されているようです。
人が死ぬシーンも多々あります。
戦争ものだと理解してみていても、いい気持ではないですねぇ。
〇そんな中、相変わらずの姫様とイゼッタ

その言葉に思わず身を乗り出す姫様。
為政者の立場ならば喜んで受け入れそうな提案です。
それをこうも強く突っぱねるあたり、フィーネ様は真っすぐな性根なんでしょうね。
個人的には、大切な友人に傷ついてほしくないという感情が強い、っていうのに一票入れますが。
傷が痛そうです。
友達だからこそ巻き込みたくない姫様。
友達だからこそ引かないイゼッタ。
命の恩人だとしても、イゼッタの尽くしっぷりは凄いの一言です。
硬直状態に陥る室内に、ケネンベルクで戦闘開始の一方が入ります。
〇姫様の演説と見守るイゼッタ
遠くからケネンベルクでの戦闘を見る姫様と兵士たち。
戦況は思わしくなく、できるのは民を逃すための時間稼ぎのみ。
(状況を見つめる姫様)
(そんな姫様を遠くから見るイゼッタさん)
状況に居ても立っても居られない兵士さんたちが姫様に訴えます。
「俺たちもケネンベルクに行かせてください!」
上官であるハンス少佐が止めても、静まりません。
ここで姫様の演説開始!
「ならん!」
という強い一言からの
「耐えてくれ」
「すまぬ」
のコンボは素晴らしいの一言です。
(「許せ……力のない私を」の涙目はズルい!)
咄嗟にこんなことを言えるなんてフィーネ姫様本当に生まれながらの為政者だな。
こんな姫様のためだから、命尽きるまで戦えるのかもしれません。
姫様をこっそり見つめるイゼッタさん。
あなたいつの間にそこまで移動したの?
さっきまで結構離れた下にいたよね?
という愚問はさておき、こんな姫様を見てイゼッタさんが我慢できるはずありません。
〇天翔る剣
ケネルベルクでは戦車部隊以外に、戦闘機まで出てきて公国は絶体絶命のピンチです。
今まさにケネルベルクの砦へ向かって爆撃が開始されようとしています。
その瞬間、投下された爆弾と戦闘機を打ち落とす謎の光が!
下から見ると、彗星のようです。
これは、もしかしなくても……
やっぱり、イゼッタさんだぁ!
今回はライフルではなく、ランスに乗って登場です。
ランス強い。
戦闘機に穴を開けていきます。
全ての戦闘機を落とし、砦を守った後、一度不時着。
この子(イゼッタ)、本当に前を見るのを忘れる子ですね。
ランスが使えなくなったので、「ダメ」と言われたライフルをそのまま奪い取り、もう一度上空へ。
今度は戦車に対して、剣の雨を降らせます。
戦車の装甲に剣って意味あるのかなぁと思っていたら
なんと持ち上げました。
そっか、触れれば浮かすこともできるわけですね。
剣は周りの兵をけん制することや、自分の防御に使っています。
イゼッタさん、戦闘慣れしてる気がするんですけど……。
さてさて、イゼッタさんが大活躍している様子は、離れた砦にいる姫様の耳にも入ります。
「敵も味方も大混乱です」
というハンス少佐の言葉をさらっと流して
「私の言葉をケネンブルクに届かせる方法はないか」
と、イゼッタの助けになることを優先させる姫様素敵。
「どうして、そなたはそこまで……」
私たちもその理由が聞きたいです、姫さま。
どうしてイゼッタさんはここまでフィーネさんに尽くせるんでしょうか。
小さいころの憧憬は綺麗に見えますし、2話でイゼッタさんは姫様に惚れているからでしょうか。
(あの展開は、大抵の人が恋に落ちます)
そして発行信号で自分の言葉を届ける姫様。
内容は
「我が親愛なる兵士諸君へ告げる」
「その赤い髪の少女は、かけがえなき我が友にして、我らを守護する白き魔女の再来である」
「我が国の自由を、彼女と共に守って欲しい」
かけがえなき我が友!
その一言が大切。
その一言が大切!!
奮起した公国の兵たちとイゼッタにより、戦況は逆転するわけです。
〇戦闘後
夕日と山脈が神々しい。
ライフルから降りて、待っていた姫様の前で一言。
「ごめんなさい、姫様。私、我慢できなくて」
謝るの?
最初に謝るの?
勝ったのに?
いやー、すごいわ。
この子、根っからの姫様好きだね。
勝ったということより、姫様から止められていたことをしてしまった罪悪感の方が強いってことでしょ。
我慢できなかったのだって、姫様が涙ぐんでた場面みたからでしょ?
言葉に出さずとも伝わる百合場面の尊さ。
そのイゼッタに対し
この姫様の表情。
からの
抱き着き。
「無事でよかった」と伝える姫様。
つられて泣き出すイゼッタ。
なんだ、ここは百合の王国か。
そんな二人を祝福する兵士たち。
わかるよ、目の前でそんな百合展開が来たら、浮かれてしまうよね(違)
締めはケネンブルクの兵士たちの前へ、お姫様だっこで登場する二人。
(毎話、一回はお姫様抱っこを入れないとダメ、という決まりでもあるのだろうか)
兵士たりに国歌を歌われ、二人はやはり祝福されます。
ちょっと照れ笑い気味なのが、また良い。
話が動き出す3話
3話は今までになく話が動きました。
戦場が一つ終わりましたし、イゼッタの存在が公に登場した回ですね。
戦争を12回という短さで扱うことを考えると、これからもっと詰め込まれた回が増えそうです。
イゼッタさんの力も現代で戦えると証明されました。
一度、世に出てしまった力はもう戻せません。
イゼッタに戦場を離れてほしいという姫様の願いは叶いません。
イゼッタは、姫様の傍にいれて、助けになれるだけでも嬉しそうですが。
この二人の何がそんなに萌えるかを少し考えてみたんです。
身体的接触が多いとか、お互いを大事にしているとか。
色々あるとは思うんですが、私が萌えているのは、たぶんここ。
「姫様がイゼッタの前だと幼い」
イゼッタの前でだけ、姫様は感情を表に出しやすいと思います。
3話でも、最初の「ダメだ、イゼッタ!関係のないそなたを巻き込むわけにはいかぬ」発言や。
終わってからの「馬鹿者!」からの「無事でよかった、ありがとう」は私たち百合好きを殺しに来ているのではないかと。
この流れって、よく考えると
「馬鹿者!」=心配した
「無事でよかった」=今は帰ってきてくれて嬉しい
「ありがとう」=助けてくれて、ありがとう
ってことですよね。
つまり、最初に自分の感情が出て、最後に姫としてお礼を言っているわけです。
あの凛々しいフィーネ姫様が!
これだけで、生きていけます。
*ファス*