ここにきて未だに一度も百合じゃない回がない!
なんと素晴らしいアニメでしょう。
この回では同衾までしている……!
いつも私たちの予想を超えていく。
それが「終末のイゼッタ」の百合分なのです。
では、以下、いつもの百合感想です。
「終末のイゼッタ」 7話 ソグネフィヨルド海戦 百合的感想
見出し「終末のイゼッタ」 7話 ソグネフィヨルド海戦 百合的感想
〇世界のお偉いさんに、嫁を紹介するフィーネ様
6話の最後に、二人乗りでブリタニアへと旅立ったフィーネ様とイゼッタ。
無事到着していました。
同盟国の外相や首脳、王子が集う場に、イゼッタさんが派手に登場します。
凛々しいフィーネ様の誇らしげな顔が面白い。
自分の嫁さんを紹介するフィーネ様。
イゼッタは緊張気味です。
元々イゼッタさんの力を見せるためなので、フィーネ様の説明も熱が入ります。
イゼッタの力で公国からブリタニアに来るくらいわけがないとおっしゃっております。
また、同盟国の頭を悩ませているゲールの空母をつぶして見せると言い切ります。
↑途中の空路で、空母の話を聞いている二人。
この時から「空母をイゼッタの力で沈める作戦」を立てていたそうです。
この場面だけでも、かなり仲が良さそうなんですが、今までのシーンの蓄積のおかげで、あまり百合百合しく感じない。
このアニメを見ていると感覚がマヒしそうです。
二人で決めたとレッドフォード卿に伝えるフィーネ様。
嫁と二人で決めるとか優しい旦那様だな(違)
〇新婚旅行・初夜
さてさてさて、皆さん、準備はできていますか。
今から甘い場面が連続しますので、心を落ち着かせてください。
まず、ネグリジェで麗しい姿のフィーネ様。
まさに”お姫様”という場面ですね。
フィーネ様を見て赤面するイゼッタさん。
わかります、緊張しますよね。
好きな人と一緒の部屋だと。
「どうした? 顔が赤いぞ」
鉄板ネタ。キター!
照れているんですよ、フィーネ様。
鋭いんだが、鈍いんだか。
そして、フィーネ様は私たちを裏切りません。
「風邪か?」
近寄っておでこに触れようとします。
フィーネ様、それは熱が上がるやつです!
イゼッタさんはもう、たじたじ。
フィーネ様と一緒の部屋で、ベッドだと緊張してしまうということを伝えます。
フィーネ様、攻撃の手を緩めません。
「嫌か?」
嫌じゃないです!とイゼッタさんが答える前に、私が答えそうでした。
ええ。
この表情はズルいですよ、まったく。
話の流れを見る限り、フィーネ様が同じ部屋でいいとレッドフォード卿に伝えたんでしょうね。
イゼッタさんは部屋割りの事を全く知らないようですし。
普通に考えれば、部屋が足りないということはあり得ません。
外観的にも、集まった人数的にも、余裕があるはずです。
一人一部屋が普通でしょう。
一国のトップと、世界を変えるかもしれない魔女さまですから。
それが同じ部屋に入ってる時点で、フィーネ様が同室を希望されたんだと推測します。
言質をとってから押し倒すフィーネ様。
あれ、めっちゃジゴロに見えてきたぞ。
一通りくすぐる声が響きます。
この時のフィーネ様は本当に無邪気です。
イゼッタさんの声が段々甘くなる時点で、声優さんも狙ってるとしか思えない。
さて、くすぐり終わって、問題のシーン。
これ、事後ですよね?
そうですよね?
なんで、こんなエロいショット入れるんですか。
肩は、はだけてるし、繋ぎあった手が素晴らしい。
「そなたには苦労をかける」とシリアスなフィーネ様。
フォローを忘れないフィーネ様は、ほんとうに人を使うのが上手いですね。
イゼッタも、「みんなを守るためならなんでもするって誓った」と伝えます。
終末のイゼッタはフィーネ様とイゼッタ、お互いがお互いのヒーローなんですよね。
そこが百合らしさを生んでいる原因だとも思うのですが。
どっちもヒロインで、どっちもヒーロー。
「片方だけ守り、片方は守られる」関係ではないわけです。
見つめあう二人。
もう、この二人尊すぎて、どうしよう。
〇戦闘へイゼッタを送り出すシーン
上のシーンからさらに一日経っております。
一日目があれで、二日目の夜に何があったのか、非常に気になりますが!!
今はぐっと抑えて、副題にもなっている「ソグネフィヨルド海戦」へ向かう二人を見ましょう。
魔女の衣装に身を包んだイゼッタと、それを見送るフィーネ様。
フィーネ様の心配そうな表情が印象的です。
レイラインの切れ目があるソグネフィヨルドに送り出すのが不安なのでしょうね。
自分で決めたことだけれども、イゼッタが傷つくのは怖い。
上に立つ者の苦悩ですね。
「必ず戻ってくるのだぞ」と抱擁します。
この二人、抱擁シーンも多い。
後ろで見守る兵隊さんたちも、内心「キマシタワー」状態でしょう。
私が、後ろの兵士だったら間違いなくその状態です。
イゼッタの表情
イゼッタの方が余裕があるように見えますね。
この後、輸送してくれるグローマン中佐との会話でも出てくるのですが、どちらかというと嬉しそうです。
飛び立つ飛行機を見送るフィーネ様。
こんな近くで見送れるんですね。
ずっと飛行機を見つめる、フィーネ様が非常に良い。
所変わりまして、飛行機の中。
イゼッタはグローマン中佐に冷やかされます。
「大公殿下と仲が良いんですね?」
この場面、前にもありました。
2話で軍医さんにも言われています。
初対面の人からでも冷やかされる二人の仲は流石です。
「今から命がけの任務に行くのに、むしろ幸せそうに見える」
視聴者の言いたいことを言ってくれる中佐、ほんとうにありがとう!
イゼッタさんの返答が圧巻です。
「だって、私、幸せですから」
言い切った!
言い切ったよ、この子。
戦争中に、これから命をかけて戦闘に行くのに「幸せだから」と言い切る。
素晴らしい精神力です。
好きな人や好きな国を守るためなら、戦闘も怖くない。
むしろ幸せだ、と。
これは全編を通して見てきた人には、さらにぐっとくるものがあります。
今まで疎まれていた力で、好きな人を守ることができる。
それが幸せだと。
平和な日本で、平々凡々と生きている自分には身に染みる言葉です。
グローマン中佐の返しもかっこいいですね。
「たしかに、守るものがあるってのはいい。、守る力があるなら、尚のことだ」
無事、作戦が成功したイゼッタさんの笑顔。
なんやかんやで、作戦は成功しました。
華麗な戦闘シーンもあったのですが、それはご自分の目でお確かめください。
今後の展望
・ゲールの逆襲が始まりそう
今までほぼ無傷だったイゼッタさんが今回から被弾し始めます。
魔女の弱点もベルクマンによって把握されているようなものですし、新しい研究も進んでいるようです。
何より、最新の空母を囮に使うという考えが怖い。
やられたままでは終わらない匂いがぷんぷんしてます。
・イゼッタさん、生き急ぐ
前からその傾向はあるんですが、イゼッタさん、生きることに執着が薄そうです。
姫様が大好きすぎて、恐怖がないのかわかりません。
いつか大けがをしそう。
本当に、最後まで生きててくれてよかったぁ。
*ファス*