さて、おすすめ冬アニメとして紹介した「アイドル事変」
(⇒「2017年 おすすめ冬アニメ 3作」 参照)
2話も中々いい出来だったのでご紹介します。
いやいや、王道に攻めてきてくれて楽しいです。
今回は夏月の政党とライバル関係にあるアイドルが登場します。
静とは過去の因縁もあるようで、夏月が勝負することに。
アイドルがよくやるバンジーで勝負っていうのも、スタッフさんわかってますね。
全体的にテンポよく進むアニメです。
毎回ライブシーンがあるのはアイドルアニメの定番でしょうか。
夏月の「静好き」がどんどん高まっていてよろしい。
クールに見えて不器用なだけの静とそれを受け止めて「パートナーです」と宣言できる夏月。
いやぁ、いいコンビですね。
夏月の前向きな姿勢に、党首の幸恵もさりげなく「夏月ちゃんのそういうところ好きよ」って告白しています。
百合が好きで、アイドルが好きな人なら間違いなく見るべきでしょう!
では以下より、さらに詳しい感想になります。
「アイドル事変」 少女S 百合感想
〇今回の話!
ライバル政党:賛来党の竜石堂ちなつの故郷である村にごみ問題が発生。
それを解決するためには、ヒロイン党と賛来党が力を合わせなければ。
しかし、ちなつと静は何やら因縁がある様子。
夏月は村を救うために、ちなるに勝負を挑みます。
元は凄い綺麗な村だったんですねぇ。
ちなつ幼少期回想で「天国みたいな場所だった」と言っています。
〇百合ポイント
1、静の過去
静はアイドルとしての才能が抜きんでているせいで、多くのアイドルの芽をつぶしてきました。
(なんつったって、オーラが目に見える世界)
それが原因で、賛来党を離れた静。
つまり、「周りの人を傷つけたくないから一人ぼっちでいる」わけです。
天才の孤独ってやつですね。
しかし、いるだけで周りを潰してしまう才能は凄いですね。
それを聞いても夏月は変わりません。
自分は静のパートナーであると言いきります。
夏月の発言に「夏月ちゃんのそういうところ好きよ」という幸恵さん。
この顔が、ガチっぽくて妄想し甲斐があります。
2、静に気持ちを伝える夏月
村を守るため協力してほしいと伝える夏月。
静は「自分がいるとちなつが協力してくれないから私抜きでやりなさい」とつれない態度。
しかし、我らが夏月ちゃんは諦めません。
ストレートに「私は静さんのパートナーだから」と伝える夏月。
その真っすぐな言葉を聞いて、足を止める静。
ここら辺二人の距離感がよく出ています。
ぐいぐい行く夏月となるべく一人でいたい静。
この距離感が少しずつ縮んでいくのがアニメを見るときの醍醐味ですよね。(偏見)
3、アイドルの勝負と言えば
前回オーディションで「アイドル坂」が出た時も思ってんですが、このアニメ作っている人アイドル好きですよね?
アイドルが勝負をする話になって、なぜ「バンジー」が出てくるんでしょうか。
これはアイドルのバラエティを見込んだ人しか出ない発想です。
バンジーの飛び方、飛べるか、その他諸々で、そのアイドルのキャラクターを作る手法になります。
今回は「ちなつ」と「夏月」がごみ問題で協力するかをかけて勝負します。
一回で終わるかと思ったら、3段階ありました。
画像は最後のバンジーになります。
ここまで躊躇なく飛んできた夏月。
さすがに、この高さには少し恐怖心を覚えます。
つーか、こんな場所、日本じゃない……。
静も無理に飛ばなくていいと夏月を止めます。
元はと言えば自分が原因でもめてますからね、相手が棄権している以上、それもありです。
しかし、男前な夏月ちゃんはそんなことをしません!
「私がここまでできたのは静さんのおかげです!」と伝えると、くるりと振り返り崖の下へとダイブします。
なんで静のおかげなのか、さっぱりわからない視聴者を置き去りにして話は進みます。
それにしても上の画像、ここだけ見ると、戦闘前の告白シーンみたいだな……(百合脳)
この後、ごみ問題は解決し、お約束ライブシーンを挟んで神EDの時間になります。
〇まとめ
アイドル事変はアイドル好きの百合好きというニッチなツボを間違いなく押してくれるアニメですね。
音楽プロデューサーがつんく♂さんなので、少し癖はあります。
元来、ハロプロ耳の私には何も気になりませんが、苦手な人はいるかも。
私はEDの為だけに、このアニメを見続けられる気がしています。
*ファス*