今日は「あまんちゅ!」第3話の感想をお送りします。
いいサブタイトルです。
このアニメ、双葉と光の仲の良さのおかげでいい友情百合が補給できます。
その上、生きていくのに大切なことも学べる素敵アニメです。
毎日これを見てたら汚れた部分が浄化される気さえします。
今回はやっと仮入部期間へ突入します。
ダイビング部を訪ねる過程や、顧問の先生の登場、ダイビングの知識など盛りだくさん。
あっという間に24分が過ぎていきます。
双葉と光の仲は順調に深まっていて何より。
正反対の性格だからこそ合うのかもしれません。
繊細な女の子の内面を書かせたら天野先生は日本一かもしれませんねぇ。
1、双葉(てこ)の不安
2、いざ、ダイビング部へ
3、今日の教訓
以上の内容でお送りします。
「あまんちゅ!」第3話 百合的感想
1、双葉(てこ)の不安
今回の「あまんちゅ!」は、てこの独白から始まります。
新学期、女の子は色々とグループを作って活動を始める時期ですね。
引っ込み思案なてこはお昼の時間、他の女の子に声を変えるのをためらってしまいます。
お弁当袋を片手に決意を固めるてこ。
この時の独白が「引っ込み思案の典型」になっております。
声をかける勇気がないため「別にいいや、一人でも平気だし」となってしまい、諦めてしまうのです。
てこも「本当にそう思ってる?」と自分の性格を変えたい様子がうかがえます。
そんなてこの窮地を救ったのは光です。
光はお昼の時間も帰宅の際もてこに声をかけて一緒に行動します。
てこは光にすごく感謝しており、素直にその気持ちを伝えます。
同時に光をうらやましく思っているのも伝わってきますね。
そんな光も「自分も話すのが上手くない」とてこに伝えます。
てことは逆で「伝えたいことを考えているうちにオーバーになってしまう」タイプのようです。
まさに正反対の二人ですね。
てこ:伝えたいけど、最初の声掛けができないから話すのが苦手
光:伝えたいことが多すぎて、オーバーになってしまうから話すのが苦手
東京から引っ越してきたばかりで不安がいっぱいのてこに光はある景色を見せます。
それがこれ。
桜のトンネルです!
いやー、3話まで来てまだ桜が咲いている季節なのは、大丈夫なのか不安になりますが。
相変わらず描写が綺麗です。
映像だけでも癒されます。
さらに光はてこに伝えます。
「今日、不幸だと思う奴は、いつでもどこでも不幸になっちゃう奴」
「今日、幸せだと思える奴は、いつでもどこでも幸せになれちゃう奴」
光のおばあちゃん、いいこと言いますね。
そんな素敵なことを教えられる人になりたいものです。
天野先生の漫画は、励まされる言葉が多くて見ていて元気になります。
もう、このシーンの演出が運命を感じさせてしかたない。
百合的に「わたしもいるしね」と付け加える光がグッジョブ。
「わたしもいるから、さらに幸せになれるよ」って意味ですか?
それとも「わたしもいるから、てこを幸せにするよ」って意味ですか?
どっちでもいいです、どっちでも私は幸せ。
2、いざ、ダイビング部へ
いよいよ仮入部期間がはじまり二人は部室を訪れます。
この時のてこのドキドキ具合がすごい。
ドキドキに囲まれるてこを尻目に光は普通に部室へ突入します。
そこで待ち受けるのは担任の火鳥先生!
そう彼女はダイビング部の顧問だったのです。
仮入部をするのだから知っているかと思えば二人とも知らない様子。
さすがの火鳥先生も呆れ気味です。
ダイビング部の仮入部は何をするかといえば「お勉強」です。
海に潜るにあたって、体内の状態がどう変わるか勉強します。
お勉強風景がこんなに綺麗なアニメがあっただろうか、いやない。
ダイビングって色々考えながら潜るんですねぇ。
勉強になります。
そして耳抜きの単語は知っていも、原理はここで初めて知りました。
ちょっとダイビングがしたくなるあたり、このアニメは優秀です。
光の事を「ぴかり」とあだ名で呼びたいけど、呼べなくて赤面するてこ。
なにこれ、めっちゃ、萌える。
最終的に勢いで「ぴかり」と呼んでしまって、押し倒されるてこ。
なにこ(ry
ダイビングってワクワクするね!と見つめあう二人。
きらきらが舞っていてまるで告白シーンですね。
てこは本当にいい百合分を供給してくれます。
引っ込み思案な性格なのであだ名で呼ぶまでも一苦労です。
しかし、その苦労の中に、気軽に「ぴかり」と呼べる人たちへの嫉妬とかもあって萌える。
自分で呼んだら呼んだで赤面するし、恥ずかしがるし、いい百合です。
3、今日の教訓
さて「あまんちゅ!」には毎回生きていくのが楽しくなるような一言が多くあります。
それをざっと紹介して、今日の教訓を勝手に決めるコーナーです。
今回は
「今日、不幸だと思う奴は、いつでもどこでも不幸になっちゃう奴」
「今日、幸せだと思える奴は、いつでもどこでも幸せになれちゃう奴」
これ以外にありませんね。
てこの「不安な気持ちさえ新しい世界を作るのに大切なピース」っていう表現もすごく好きなのですが。
光のおばあちゃんが言ったというこの言葉には敵いません。
いやぁ、すごい。
私もこの言葉を胸に、今日を幸せに感じて生きたいと思います。
そのためには良質な百合を発見しないとね、うん。
*ファス*