今回は、知っているようで知らない国会議事堂の話になります!
新しい政党「サブカル新党」と「SOS党」が登場します。
話の内容は「国会議事堂の解放イベントを何にするか」です。
「サブカル新党」の小水流ミカは展望室を使いイベントをすることを提案します。
ミカはその性格から上手く答弁ができず、稲川議員に押し切られてしまいます。
今回はミカが国会議員として成長する会ですね。
内容も国会議事堂の歴史や都市伝説に触れています。
まさか、このアニメで為になる知識が学べるとは……。
話の展開は相変わらず強引ですが、伝えたいことが伝わってくる話です。
ちなみに夏月たちは「SOS党」の林檎様と一緒にお化け退治をしています。
話の本筋にはほとんど関わらず、いつものコメディパートです。
あ、ライブシーンは今回ないので、それを楽しみにしてると泣くことになります。
「TOO SHY SHY GIRL!」見どころ
・メリット
1、国会議事堂のことを知れる!
このアニメで国会議事堂について勉強できるとは思っていませんでした。
今回の話が「国会議事堂の日常解放イベント」についてのため、様々なマメ知識が披露されます。
・知らなかったことその1:国会議事堂に開かずの間がある
これについては稲川さんが熱く語ってくれます。
調べたところ本当にある都市伝説みたいでびっくりしました。
内容もまったく一緒です。
国会議事堂の8階は開かずの間になっています。
8階は昔、社交ダンスの練習場でした。
そこで出会った二人のが恋に落ちて……。
という展開。
夏月たちはこのお化けを退治に行くことになります。
・知らなかったことその2:国会議事堂の中央広間には政治家の像が三体ある。
こんな場所あるんですね。
修学旅行で回ったはずなのですが、記憶にありません。
この銅像たちが
こんな感じで話を聞いてくれます。
右の青い髪がミカです。
この偉人三人組はアイドル議員を応援してくれているそうです。
さすが「アイドル事変」
私たちの期待を裏切らない無茶な展開が普通に繰り広げられます。
ミカは「大勢の前で堂々と自分の発言ができない」ことを悩んでいます。
それを偉人に相談しているわけです。
答弁苦手の癖によく国会議員になったなと思います。
しかし、彼女には内に秘めている強い想いがあるのでした。
・知らなかったことその3:国会議事堂は建てられた当初一番高い建物だった
これもびっくりですよね。
今でこそあんな高層ビルに囲まれているような建物ですが、建った当初は一番高かったそうです!
灯台のかわりや、天体観測もできたというのですから驚き。
このお話からミカのアイデアが生まれてきます。
2、vision
ミカに対して偉人三人が言うことが名言です!
偉人さん流石!と思ってしまいます。
ミカの企画は稲川議員に「前例がない」と止められてしまいます。
よく聞く言葉ですよね。
偉人さんはそれに対して「「前例がない」なんて気にするな!」とミカの背中を押します。
彼らは前例がないことを一杯やったから偉人になっているわけです。
そのアドバイスもわかります。
ただ、それをするならvisionが必要だとも教えます。
ミカのやりたいこと、visionあれば答弁も困らないはず。
実際、彼女はしっかりとした夢を持っていました。
「不況の中でも夢を持つ勇気を持ってもらいたい」ってしみる言葉ですねぇ。
いやはや、アイドルと百合を求めてきたアニメで夢について考えることになるとは、人生分からないものです。
そして中央広間にある4番目の台座に立つ人間がアイドル議員の中から現れるかもしれないと匂わして偉人さんたちとの会話は終了します。
うん、台座だけのものがあるのも知りませんでした。
3、百合分は?
もちろん、忘れていません。
まず最初のペットボトルロケット発射シーン。
この映像だけタッチが違うので、一瞬見るアニメを間違えたかと思いました。
これを打ち上げるためにミカと協力しているリイナの関係がいい!
情けない党首を支える感じが鉄板です。
余談ですが「光武 リイナ」でサクラ大戦を思い出してしまう私が。
刀振り回してるし、つながりがあるのでしょうか。
この頃、静はお父さんとの対話が忙しいようで一緒の場面が少なめです。
それでもこれくらいはしてくれるのが、今のアニメの良さですね!
・デメリット
話の展開が行方不明すぎますねぇ。
お化けは結局いないのかと思ったら、銅像動くし。
一番メッセージ性があった話なだけに少し残念です。
ただ、これもこのアニメの味と思ってしまえば気にはなりません。
今までも散々ありましたからね。
まとめ:国会議事堂に行きたくなりました
*ファス*