第8話はおおまかに分けて、二本立てです!
エルマの登場により、やっとエンディングの四匹のドラゴンが全てそろいました。
漫画を読んでから好きなキャラクターだったので、まだかまだかと待ち遠しかったです。
前半の「遠足弁当試合」はカンナの遠足に持っていく弁当を誰が作るかを小林さんとトールが争います。
いつもは喧嘩の火種さえ見えない二人のいつもと違う姿が楽しめますよ。
やっぱり、山とか谷とかないとマンネリ化しますからね。
後半はエルマ登場により百合みがぐっと増えます。
なんだろう、女三人なんですけど、よく見る三角関係の修羅場が目の前で繰り広げられます。
楽しいです。
ええ、にやにやします。
エルマの無自覚さとトールの嫉妬深さが、もう、ぐっじょぶ。
〇登場人物
ありがとう、エルマ。
君のおかげで、いい百合が見られたよ!
おすすめ内容
1、嫉妬するトール!
今回の話で何より楽しいのは、エルマの登場によりトールの感情が表に出ること!
今までも、トールが嫉妬深いという描写は何回かありました。
それがエルマによってヒートアップ!
やはり同じドラゴン、敵対勢力、小林さんの後輩として入社と札がそろっていると危機感も強いようです。
実際、この日、小林さんはエルマを攻略してますから、その勘は大したものです。
この絵面やばい。
いまだかつて、女性の胸の上でこんな上目遣いをするドラゴンがいたでしょうか?
「オフィスラブ」を知っているトールにびっくり。
昼間のテレビで勉強したんでしょうねぇ。微笑ましいことです。
小林さんも無意識にドラゴンを落とすから、こういうことになるんですよ。
あんなに敵対していたエルマが小林さんのことを「先輩」と慕っております。
はりきりすぎて空回りする結果になってしまいます。
それにしても、小林さんのスカートめくりが大胆過ぎる。
エルマを意識して、こんなにから回っているロールの元に、タイミング悪く、エルマが来訪します。
すごく素直で素敵ないい子なんですが、いかんせん、タイミングが悪すぎました。
小林さんもさすがに気づきます。
この後、トールがブレス一発、エルマを外まで弾き飛ばすとか。
自分の思いの丈をぶちまけるとか。
ニヤニヤしかしない場面が続きます。
しかし、最大のニヤけはこの後にありました。
お互いに見つめあってるのがいい。
思わず連写するほど、百合が、百合みが、百合分が!
これを見て百合みを感じない人がいるのだろうか、いや、いない!
……この場面で、また一週間生きていけます。
2、距離が近いから喧嘩になる
さて、一番の萌えポイントは上で書いたところなんですが、このシーンも、前半に「遠足弁当試合」というパートがあるからこそ、にやけ具合が「倍でドン!」になります。
というのも、この試合、軽いいちゃつきみたいなもんです。
仲の良い夫婦がどっちが子供を可愛がれるかで競う……みたいな空気があります。
カンナは二人の子供としての役割を十分に発揮してくれますね。
審査員はルコア、ファフニール、カンナの三人が勤めます。
トールはより良いお弁当のために異世界まで出張する熱の入れようです。
しかし、小林さんには別の想いもあるようで。
ルコアさんに「距離が近いからこその喧嘩でしょ?」と聞かれ
「たまにはいいかなって、私とトールは対等だから」と嬉しい答えを返しています。
「トールはメイドだけど友達」とここで言い切る小林さん。
友達って言ってるのに、百合みを感じられるのが百合のいいところ!
呪いのドラゴンであるファフさんに脅されてもなんのその。
自分とトールは対等と言い切れる器の大きさにびっくりです。
3、エルマ登場、そしてすぐに落とされる
第8話はほぼエルマの回!
弁当試合も最終的にはエルマが来ることの伏線でしたし、エルマが登場してからの話の展開が素晴らしい。
最終的には1に書いた展開に落ち着くのですが、そこまでのやりとりも秀逸です。
今回のお話でトールが混沌勢、エルマが調和勢と判明しました。
トール発言が邪竜そのものですもんねぇ。
友達も邪竜よりですし。
もっとギスギスしたライバル関係なのかと思ったら、思ったよりエルマさんがフランクでした。
これからも、小林さんを巡るトールとの三角関係に期待です。
いい意味で、二人の仲を掻きまわしてくれる存在になりそう。
まとめ
まさかトール×小林さん×エルマの三角関係を見れる日がこようとは。
百合界の充実ぶりに、満たされます。
〇かってにおすすめ作品紹介
*ファス*