桜が咲く季節ですねぇ。
東北から出たことのない私の周りでも桜が咲き始めております。
桜と祭りと酒ってワクワクする単語が目白押しの春ですよ!

よくわからないテンションになってきましたが、今日は春にちなんで「桜で思い出すキャラとその百合」について語ろうと思います。
もし「桜 百合」なんて植物の単語を検索してきてくださった方がいたら、記憶からこの記事を消去の上、速やかにブラウザを閉じてください。

桜で思い出すキャラで百合と言えば……もちろん、あのキャラも登場しますよ!

まずは純粋に桜とつくキャラクターで検索した結果がこちら。
1位「間桐 桜」(Fate/stay night) 約2,650,000件
2位「春野 サクラ」(Naruto) 約852,000件
3位「木之本 桜」(カードキャプターさくら) 約780,000件
(全てGoogleの検索結果)

やばい、すべて百合推しできるキャラクターが来てしまった!
これは百合を布教しなさいという神様の思し召しに違いないです。

ではそれぞれのキャラクターとその組み合わせを見て行きます。

目次
一位「間桐 桜」(Fate/stay night)
・凛×桜
・ライダー×桜
2位「春野 サクラ」(Naruto) 約852,000件
・いのさく
3位「木之本 桜」(カードキャプターさくら) 約780,000件
・知世×さくら

1位:間桐桜


「Fate/stay night」のヒロインの一人「間桐 桜」
「Fate/stay night」は2004年に発売されたPCゲームが原作の作品になります。
メインヒロインは「セイバー」「遠坂凛」「間桐桜」の三人です。
ゲームとはいえ、ヴィジュアルノベルですので、ひたすら選択肢を選んで話を読むゲームになります。
最初は「セイバー」ルートのみですが、このルートをクリアすると「遠坂凛」ルート、そして最後に「間桐桜」のルートが解放されます。
桜を選ぶルートは物語の真相に近づくためプレイヤーからの人気も高いです。

〇「Fate/stay night」あらすじ
都市「冬木市」は10年前に「冬木大災害」が起こった町として知られている。
町の大半を燃やし尽くす大規模な火災であったが、主人公:衛宮士郎はその生き残りだった。
その原因となったのが「聖杯戦争」である。
どんな願いも叶えると言われる「聖杯」を手に入れるために、魔術師たちが神話や歴史の英雄の霊を「サーヴァント」ろして召喚し殺し合う。
その聖杯戦争に巻き込まれた半人前の魔術師、衛宮士郎が聖杯戦争の核心に迫る伝奇活劇ビジュアルノベルゲームである。

〇「間桐 桜」って?
気になる「間桐 桜」の設定ですが、ゲームスタート当初は「士郎と仲の良い後輩」です。
紫の髪と瞳を持つ典型的な大和撫子キャラとして描かれています。
士郎の家には料理を作りに来るほど仲が良く、聖杯戦争が始まるまでは士郎にとって一番身近な異性の一人と言えます。

え、百合の話はどうしたって?
PCゲーム、男が主人公じゃないかって?


〇「ねじれた姉妹百合の王道」凛×桜

まぁまぁ、焦らず聞いてください。
この「間桐 桜」、苗字は違いますが実は「遠坂 凛」の実妹なんです
桜は遠坂の家から間桐家へと養子に出された人間です。
そこに魔術師としての生き方などが関係しているらしいのですが、そこは一先ず置いておいて。

「遠坂 凛」は魔術師として恵まれたパラメーターを持ったキャラクターとして描かれます。
属性は「五大元素」魔術回路も一級品と、魔術師としては天才に分類しても良い才能を持っています。
妹である桜は養子に出される前は、そんな凛を慕っており、仲の良い姉妹でした。
しかし、間桐家に養子に出されたから二人の関係は変わってしまいます。

魔術師の家は相互不干渉が原則、つまり姉妹だったと言うことも、接触するのも禁止されてしまいます。
その上、間桐家で桜は素質に合わない魔術の練習をさせられ、苦しい日々を過ごすことに。
この陰鬱な幼少期が桜というキャラクターの下地を作ることになります。

そんな二人がストーリーでメインヒロインとして登場すれば、そりゃぶつかりますよね。
凛はわかりやすいツンデレなんですが、桜の事を気にする場面は多々見られます。
桜は言わずもがな。
仲が良かった分だけ離されてから想いが募ったんでしょうね。
立派なシスコン姉妹が隠れているのです。

つまり、「できる姉×憧れているけどひねくれちまった妹」という百合が楽しめる!

もちろん、主人公である衛宮くんを放っておいているマイナーCPです。
男の存在が少しも認められない人は楽しめないでしょう。


〇ライダー×桜

「ライダー」の正体は「メデューサ」になります。
聖杯戦争の面白いところは「媒介を使わないと召喚者に似た英霊が召喚される」という設定です。

「メデューサ」って結構知名度の高い怪物ですよね?
ギリシャ神話を好きな人ならもちろん、それ以外でもゲームなどでよくモンスターとして登場します。
だから名前を聞いたことのある人は多いと思います。
ですが、実は「メデューサ」って元々女神で、三姉妹だったという設定はあまり知られていません。

百合脳持ちの私としてはこの「元々女神で三姉妹」ってところだけでも萌えられます。
だって、百合の匂いがしますから。

メデューサですが最初は女神でもポセイドンの求婚を断ったせいで怪物に変えられます。
他の姉妹たちはメデューサのことを心配して一緒に住むのですが、やがてメデューサは心まで怪物化してしまい姉妹の事を食べてしまいます。
それからは有名なお話の通り、ペルセウスに退治されるまで怪物として暴れるわけです。
求婚を断ったせいで人生めちゃくちゃになってしまった可哀そうな一面もあるんですね。

このメデューサと桜が似ているというわけです。
桜のストーリーを知っていると納得してしまう近似さがあります。
メデューサ自身もただの「サーヴァント」として以上に、桜を好いている設定もあります。
恋愛対象はバイセクシャルであり、桜に恋愛感情を持っているのは勿論、美綴綾子にも性的な意味で好意を持つ。
好みのタイプは「スタイルの良い処女」って……。
さすが、同性愛が普通だったギリシャ出身ですね。


2位「春野 サクラ」

(4/26 追記)

現在連載されている「BORUTO」にも登場する「NARUTO」のキャラクターです。
「NARUTO」は1999年から2014年まで連載された人気作になります。
日本のみならず海外にも人気の高い作品です。

あらすじは皆さん知っていると思いますが一応説明すると……
実は二部構成になっておりまして、「一部・少年編」では落ちこぼれ忍者・うずまきナルトの成長を、「二部・青年編」では成長したナルトとその仲間たちの物語となっています。
「春野サクラ」はその両方で重要な役割を持つキャラクターです。
「一部・少年編」では落ちこぼれながら火影を目指す「うずまきナルト」の同級生にして片想いの相手。
「二部・青年編」ではナルトと一緒にサスケを取り戻すために活躍します。

*「春野 サクラ」って?
ピンク色の髪に緑の瞳をもった優等生なんですが、小さいときは引っ込み思案で、いじめられっ子でした。
その時、助けてくれたのが今日語ることになる「いの」なわけです。
勝気な少女「いの」と気弱な美少女「サクラ」の百合は萌えますよ!


〇いのサク
 
まずが「アカデミー時代」からです
二人の出会いの場面にもなっているこの時代。
上でも書いているように、いじめられていたサクラをいのが助けたことから二人の関係が始まります。 
助けられたサクラはいのに憧れて後をついていきますし、いのもサクラを大事にしています。

この後「本編」の時間軸になり、サスケを巡るライバル関係へ。
これを機にサクラは強くなろうといのの後をついていくことはなくなります。

しかし、二人の関係が萌えるのはライバル関係になってからです!

ライバル関係になった二人はことあるごとに喧嘩をしています。
それが「痴話喧嘩」っぽくて萌える!
サクラがサスケを好きなのは本編の軸に入っているくらい強い気持ちですが、いのの気持ちって謎なんですよねぇ。
なんでサスケを好きだったのかもわかりませんし、「サクラに構いたいから言っていたのではないか」と邪推してしまうくらいです。

特に萌えるシーンは「死の森でサクラを助けに来るシーン」ですね。
情けない男どもが倒れている中、いのたちはサクラを助けるために登場します。
「可愛がってた子」から「ライバル」に変わったサクラのために命を貼るいのが素敵。

いのって完璧「お姉さん属性」で「面倒見がいい」です
この他にも親友としてサクラを支えるいのに萌えられます。

……つっても、本編ではマイナー成分なので、妄想で補うこと大なんですが。


3位「木之本 桜」


「カードキャプターさくら」の主人公・木之本 桜ちゃんが堂々の三位でした!
私の予想では、一位だったのですが20年前の作品だと思えば、凄すぎます。
20周年記念で「クリアカード編」が新連載されていますよ!
詳しくは以前の記事で書いております。
50代の母親も「さくらといえばカードキャプター」と言っていたくらいです。

この漫画の百合萌えと言えばこの人しかありません!

・知世×さくら

さくらの親友にして、一番の理解者。
衣装を作ったりなんだりして、さくらを支えています。
知世の好きっていう感情が綺麗すぎて、子供ながらに感動した覚えがあります。

「好きな人の幸せが自分の幸せ」は言ってみたいセリフ第一位です。


以上、「桜で思い出すキャラと百合」でした!
桜の花を見ながら、彼女たちの事を思い出すのも楽しいかもしれません。



*ファス*