citrus6巻の見どころは、やはり柚子のバイトと指輪、さらに追加で「女の子同士」の壁にぶつかること!
こうやって羅列しても大分詰め込まれた一冊になっていますね。
citrusは4巻くらいまでで柚子と芽衣2人の関係性が確立されている気がします。
5巻、6巻と続々と新キャラと事件が巻き起こり、ストーリーも乱高下中です!
段々と芽衣の雰囲気も変わってきましたし、これからどうなるか楽しみな6巻でした!




目次
◯『citrus6巻』ダイジェスト
◯『citrus6巻』オススメ内容
1、柚子の決意が新たになる一巻!
2、芽衣の想いの強さに目頭が熱くなる
3、現実を上手く取り込んだ展開
◯まとめ
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『citrus6巻』ダイジェスト


柚子の退学騒動もどうにか収まり、2人の絆は更に強くなった。
しかし生徒会長として日々頑張る芽衣とはすれ違いの日々が続いてしまう。
恋人として何かできることはないかと考えた柚子は芽衣とラブラブになるためのプランを作成する。
極秘に進めていたはずの計画がバレてしまい、また怒られるかと思った柚子だったが、芽衣が意外な行動を起こし始め……。
柚子が芽衣のために奮闘する6巻!
芽衣に指輪を贈ろうとバイトを始めた柚子と芽衣のすれ違いや、柚子が直面する女同士で好き合っているという現実。
ひたすら一緒にいるため頑張る柚子とクールに見える芽衣の未来はどうなるのか?
目が離せない展開です。


『citrus6巻』オススメ内容


1、柚子の決意が新たになる一巻!

もうね、とにかく柚子はまっすぐに人を好きになれる子なんですよ!
5巻では自分を慕ってくれる後輩のために頑張りました。
親友であるはるみのために、芽衣へ宣戦布告までしました。
そんな柚子が芽衣のためだけを考えて行動したら、そりゃ恐ろしいほどの行動力になります。


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(C)サブロウタ/一迅社

こんなノートを作ってまで、芽衣との距離を縮めようとするわけです。
元々性格も嗜好も正反対の2人。
柚子はいまいち芽衣との距離の詰め方がわかっていません。
それをどうにかこうにか埋めようとするところに、柚子の素直な性格が現れている気がします。
(ここまで素直に行動できるのはある意味才能の気が)

もちろん、芽衣はそんな柚子の行動に気づいています。
というか柚子は素直な性格すぎて周囲ににモロバレです。
はるみから恋人との進展を聞かれてドキマギするあたり、もう、素直な性格すぎて心配になります(笑)
今どきこんなに熱くて真っ直ぐな子、中々いないんじゃないでしょうか。
下手な少年漫画より熱い性格の柚子です。


2、芽衣の想いの強さに目頭が熱くなる

さて、柚子と対象的なのが芽衣ですよねー。
基本的に無表情な上クールなのでイラッとしてても、ドキドキしてても、表情筋がピクリとすれば良い方です。
そんな芽衣が一番表情を崩すのは、やっぱり柚子から真っ直ぐな感情を向けられたときです!
5巻くらいから芽衣の表情が増えてきたと感じてはいたのですが、6巻になって確信しました。
間違いなく芽衣は柚子を好きになっていますっ。
その上、ちょっと暴走し始める感情についていけてない雰囲気も出ていて、乙女っぽさがマシマシです。


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(C)サブロウタ/一迅社

もうね、サブロウタ先生の画力が高すぎて困ります。
女の子の一番可愛い表情を描くのも上手ければ、それに見惚れてしまう女の子を描くのも上手!
私としては、もっと芽衣の乙女な部分が見えてくると嬉しい6巻でした。
1巻から通して読むと表情の変化に尊みさえでてきそうなので、ぜひ読み返しをオススメします。
恋すると女のコってこんなに変わるんだなぁとしみじみ感じられる変化です。

さらに、6巻で忘れちゃいけないのは、初めてって言っていいほど、芽衣の想いが表に出ます!
柚子との関係をどう思っているか、柚子とどうなりたいか。
それを自分の難しい立場を踏まえて柚子に伝えるシーンは必見。
デートのやり方がわからなくて図書室に行くとか……真面目すぎてキュンキュンしますよ!


3、現実を上手く取り込んだ展開

citrus6巻では百合マンガがいつか取り組まないといけない話題が直球に登場します。
それはズバリ「女同士で付き合うこと」です!
百合マンガの世界では、時折それが普通のような扱いを受けることもあります。
特に女子校を舞台にしているとその毛は多いようです。
citrusの舞台となる「藍原学園」も由緒正しき女子校であります。
規律も厳しく、男の存在が出てくることは最初以外ありませんでした。(最初が爆弾でしたけど(笑))

特に柚子は最初「彼氏を作る!」と宣言していたにも関わらず、芽衣にくびったけ状態。
前の友達は普通のギャルですので、当然彼氏もいます。
そんな柚子が真っ直ぐさのあまり「女の子付き合っている」ということを伝えようとする場面は、逆にこっちが心配になってしまいます。
そして、その心配どおり、柚子は「女同士で付き合う」という現実に直面するわけです。


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(C)サブロウタ/一迅社

いや、もうね、涙こそ百合マンガですよ!(異論は認めます)
女の子の泣き顔を上手く描いてくれるサブロウタ先生、まじすごい!
泣きじゃくる柚子と呆然とする芽衣の対比がまた良いです!!
柚子は喜怒哀楽が激しいキャラクターなのでこういう場面も強烈な印象になりますね。
これだけの衝撃を受けるのは、柚子が芽衣との関係を真剣に考えていた証拠
ここからどうやって立ち直るかが見どころの6巻です。
まぁ、柚子の性格から考えて心配はいらないでしょう。


まとめ


citrus6巻の感想でした。
前回からどんどん話が動き出していますね。
芽衣の感情もヒロインらしくわかりやすくなってきましたし、柚子の想いもどんどん募るばかりです。
2人に立ちはだかる壁は「女同士」以外にもたくさんあることでしょう。
お嬢様な芽衣の立場もそうですし、彼女を支えたいと思う柚子も色々考えそうな展開が気になります。
物語も佳境に入ってきた感じにワクワクします!





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