ギャルが好きで、アイドルが好きな百合好きには、ぜひ読んでもらいたい『ギャルとオタクはわかりあえない。』
1巻での内容がさらにマシマシになった2巻が発売されております。
ギャルなのに地下アイドルオタクのまりあ。
地味なのに地下アイドルをやっている音無。
お互いの秘密を握り合う二人の生活に萌えないわけがありません。
音無のまりあを気にする様子が、1巻より百合っぽくなっております。
恋人がいなくてほっとしたり、他のアイドルの話をすると嫉妬したり。
これからどうなっていくのか楽しみですねー!
目次
◯『ギャルとオタクはわかりあえない。2巻』とは?
◯『ギャルとオタクはわかりあえない。2巻』オススメ内容
1、まりあのモテっぷりが半端ない
2、無意識にまりあが好きな音無の可愛さ
3、新キャラまりんちゃんの登場で予想不可能な新展開へ?!
『ギャルとオタクはわかりあえない。2巻』とは?
『ギャルとオタクはわかりあえない。2巻』とは?
『ギャルとオタクはわかりあえない。2巻』には11話から20話まで収録されております。
2巻は新しいキャラクターがたくさん登場しますよー!
TENちゃん(音無がアイドルになった姿)のマネージャーである松島さんから、アイドルなのにTENちゃん大好きなまりんちゃんまで、ただでさえ濃かったキャラクター陣がさらにパワーアップです。
今までのキャラだって、物語が進んだことで内面が深められ、さらに大暴れしております。
特に見守りたいのは、まりあと音無の関係です。
各話に音無とまりあのキュンとくる百合が散りばめられてて、最高です!
ツンデレからデレデレまで一冊で幅広く楽しめるのは『ギャルオタ』ならでは。
軽いノリだと甘く見ていると、百合でキュン死にしますよ(笑)
『ギャルとオタクはわかりあえない。2巻』オススメ内容
『ギャルとオタクはわかりあえない。2巻』オススメ内容
1、まりあのモテっぷりが半端ない
まぁ、とにもかくにも、まりあのモテっぷりが半端ないです(タイトルまんま)
ギャルのまりあはコミュ力が高いんですよ!
初対面の人だろうと日常的に会っている人だろうと、片っ端から落としていく恐ろしさ……。
今回、餌食になったのはこの人達です↓
(C)河合朗/ギャルとオタクはわかりあえない。
松島さん
(C)河合朗/ギャルとオタクはわかりあえない。
妹
(C)河合朗/ギャルとオタクはわかりあえない。
まりんちゃん
もうね、とにかく見て下さい。
自然体で次々と女のコを落とすまりあに、こっちまで「ほれてまうやろー!」と叫びたくなりますから。
初対面で「仕事頑張ってください」とアメを渡せる女子高生とか……ほんとうに、存在しているんでしょうか。
もらった瞬間に落ちる自信がありますね(笑)
妹ともケンカばかりに見せかけて、かなり良い姉っぷりです。
心配してきちんと追いかけるのも◎
妹のフォローをしつつ「心配かけるな」と釘を刺すなんてスマートな技なんでしょうか。
こんな姉がいるからこそ、安心してケンカもできるというものです。
そして、そして、最後に待っているのはまりんちゃん!
もうね、いい匂いがしますよ。百合の匂いが満載です。
彼女の登場で、音無とまりあの関係がどう変わるのか楽しみで仕方ありません。
その上、上の有様ですから、これからの百合展開に期待がかかるというものです。
まりんちゃん自身については、下でもっと取り上げます(笑)
2、無意識にまりあが好きな音無の可愛さ
いやー、1巻から怪しいと思ってましたけど、2巻で確信しました。
間違いなく、音無はまりあが好きですね(ドン)
つーか、これで好きじゃないならなんなんだと。
あれか、思わせぶりなやつか、と逆ギレしてしまいそうになるほどです。
音無は1巻からまりあに対して好意をチラホラと見せるときがありました。
いわゆるツンデレですよ!素直に認めることができていないんです。
まりあがTENちゃんに対してデレデレなせいもあって、音無はまりあに気を許しています。
今までそういう人がいなかった音無にとってまりあは特別なんです。
無自覚なところも、また音無っぽいですよねー。
証拠画像がこちら↓
(C)河合朗/ギャルとオタクはわかりあえない。
まずね、他のアイドルのもとに一緒に行くことを議題にしたい!
これ、普通にデートですからね。
まりあのTENちゃんとの対応の違いにびっくりする音無は可愛らしいことこの上ないですね。
そのうえ、自分から誘っておいて、まりあが他のアイドルを褒めると無言で拗ねるとか!
これに萌えなくて、何に萌えるというのでしょうか。
(C)河合朗/ギャルとオタクはわかりあえない。
さらにわかりやすいのはこれですよねー。
TENちゃんの話で盛り上がっているまりあと友人を見て「付き合っているのではないか」疑惑が持ち上がります。
音無は気にしていないと言いながら、付き合ってないことが確定すると、あからさまにほっとします。
(1コマ目の吹き出しに注目!)
慌てて否定する文章さえ「早乙女さんが~」ですよ。
男のコの名前じゃなくて、女のコの名前を先に言ってしまうあたり、音無さん、墓穴掘りまくりです。
(C)河合朗/ギャルとオタクはわかりあえない。
最後にとりあげたいのが、ここ!
『ギャルとオタクはわかりあえない。』は基本的に4コマ形式で話が進んでいきます。
しかし、たまーに、ストリー形式に近い話が載ることも。
これはそのときのものなんですが、これ、最早、告白って言っていいと思う!
大コマでこんなこと意味深に言われちゃ、百合脳が働きますぜ!
さすが、河合先生はわかってらっしゃる。
このあとの展開がさらに胸熱なんですが、そこを十分に楽しむためにも、この一コマを味わってください(笑)
3、新キャラまりんちゃんの登場で予想不可能な新展開へ?!
やっと来ました、まりんちゃん!
彼女のおかげで『ギャルとオタクはわかりあえない。』の百合度はぐっとあがりました。
まずは、気になるまりんちゃんのことをご紹介。
まりんちゃんは、TENちゃんと同じく地下アイドルをしています。
つまり、ミッチーと同じTENちゃんの同僚枠です。
キャラが被ってるじゃないか!と思った人、さすがです。
もう、ミッチーというTENちゃんのライバルキャラは登場しています。
そこに新たに加わるまりんちゃんは、どんなアイドルなのかというと……
TENちゃんのオタクでした!!
初対面では、まりあさえ、少し引いてしまうほどの「TENちゃん愛」を披露しています。
そう、まりあちゃんは、アイドルでありながらオタクという、TENともまりあとも共通点があるキャラクターなんです!
まりあたちが通うメイド喫茶でバイトをしているので、登場回数はここからぐっと多くなります。
まりんちゃんがTENちゃん大好きなアイドルとして登場したおかげで、最初から事件が勃発します。
それがこのシーンです。
(C)河合朗/ギャルとオタクはわかりあえない。
まりあがまりんちゃんに秘密をばらしたと思って、音無が怒る場面です。
もちろん、音無の勘違いです。
まりあはTENちゃん好きのまりんと話をしていただけですから。
大変なのは、まりんちゃんも「音無とまりあが付き合っている」と勘違いしたところから始まります。
日本語って、本当に誤解が生まれやすい言葉ですよね……。
主語がなくても通じてしまうんですから。
まぁ、それが百合脳には美味しい場面につながるので、無問題ですがね。
まりんちゃんには、これからもこういう活躍をしていってもらいたいところです。
まりあの言葉にドキドキするまりんちゃんも推せますけどね!
まとめ
まとめ
『ギャルとオタクはわかりあえない。』2巻の紹介でした。
1巻から続くコミカルな切り口と、百合脳に突き刺さる展開、表情は天下一品です。
望んでいたものがそのまま与えられる作品でした。
私としては、今後のまりんちゃんの活躍が気になる一冊ですね。
そして、音無のまりあ好きがどんどん(無意識にしろ)進んでいるのが楽しみな所です。
これから二人の関係がどうなっていくか目を離せませんね!
ここまで読んでくださりありがとうございました。
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