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ついに買ったよー!!
これ、ずっと、目をつけてました。
ええ。だって、タイトルが【悪役令嬢ですが、ヒロインに攻略されてますわ!?アンソロジー】
……こんなん、私のような層を狙い撃ちしたとしか思えませんよ。
『悪役令嬢もの』は、悪役令嬢として悲しい運命にあるキャラクターを救うため、本人だったり、周囲が頑張るジャンルと解釈しております。
このジャンルが熱いと、今までも何度か報告してます!(⇒『#281 最強とテンプレと百合と【私の推しは悪役令嬢】』)
乙女ゲームをプレイしてるのに、どう頑張っても悪役令嬢(ライバルなど含む)との友情ルートになっていた人間としては嬉しさしかない。
(乙女ゲームなのに、友情ルートしか選べないとは、これいかに)
『破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった』がアニメ化されたくらいから、「これは波が来るのでは~(嬉)」となっていたから、予想が当たって万々歳!
ついに「悪役令嬢×ヒロイン」のアンソロジーができました!
ひゃっほう、キタコレ
期待していた百合好きの方々、この喜びを語り合おうではありませんか!!
……まぁ、慌てず、一度深呼吸しましょう(すぅはぁ)
悲しいことにタイトル詐欺にあうことも多い、この業界。
もう買った方は一緒に悶えましょう。
まだ買ってない人には、参考にしてもらえたら嬉しいです。
目次
〇【悪役令嬢ですが、ヒロインに攻略されてますわ!?アンソロジー】検証
〇勝手に神作語り
〇買うべきか、まとめ
リンク
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【悪役令嬢ですが、ヒロインに攻略されてますわ!?アンソロジー】検証
このアンソロジーには5話入ってます。
こんな感じ↓
百合度を含めて簡単に検証したいと思います。
勝手な尺度もつけさせてもらったので、参考にどうぞ。
1、ヒロインの攻略対象は…
百合度★★★
タイトル通り度★★★
一番、タイトル通りのお話!
悪役令嬢とヒロインのがっつりした恋愛関係を楽しみたいなら、この話。
なんつっても、ヒロインが悪役令嬢を手に入れるために王子を籠絡してるのが、あくどくて好き。
きちんと恋愛感情についても言及してるし、絵が美麗すぎて、目の保養レベル。
2、婚約破棄されたお嬢様が大変そうなので助けに入りました
百合度★★★
妄想広がる度★★★
↓
百合度★★★∞(原作小説も読むと)
主従百合、最高!
『悪役令嬢もの』らしく、婚約破棄されて、婚約者から詰め寄られるお嬢様。
お嬢様を助けるメイドの背中に惚れないわけがない。
もう最後のコマとか最高すぎて……。
原作小説読むとさらに百合度アップなので、ぜひ読んで欲しい!(⇒『婚約破棄されたお嬢様が大変そうなので助けに入りました』)
3、婚約破棄されました。私の親友が! 必ず阻止します!・・私が原因なのでorz
百合度★★☆
優しい世界度★★★
これもヒロインが悪役令嬢をきちんと救っている話。
やりすぎたせいで、悪役令嬢がヒロイン大好きになってるのも良い!
それが原因の婚約破棄とか、美味しすぎます。
百合的には一夫多妻とはいえ、ふたりとも王子と結婚するのが、ちょっと微妙かも。
ここらへんは好みでしょう。現実的に優しい話です。
4、悪役令嬢との友情ルート
百合度★★★
主人公共感度★★★
この話ね、ものすごい共感できたんですよ。
もうね、主人公の悪役令嬢への対応が、私が望んだとおりっ。
素直じゃないツンデレ令嬢に内心ほっこりしながら、親友になるとか。
私も転生したらぜひやりたいわ!
……共感度高し。百合度も高い。おすすめです。
5“悪役”令嬢の婚約破棄、もしくは〈黒の聖女〉顛末記~another story~
百合度★★☆
高潔度★★★
読む人が読めば、一番百合なのはこの話なのかもしれない。
ただ恋愛感情には一言も触れてないので、一応(★★☆)こういう評価です。
好きでもない人のために、ほぼ命かけれるとか、高潔すぎて。
ヒロインのために自分を犠牲にしまくる悪役令嬢が貴すぎます。
勝手に神作語り
迷いましたよ。タイトル通り、好みの短編がいっぱいあるもんで。
でもね。やっぱり、最終的に王子とくっつくのは「うーん」な部分があるし。
百合好きな身としては、話のあとも百合妄想が広がる話を推したいわけです。
短編から話が広がるって、それだけ深みのある話のような気もしてるので。
悩んだ末、やっぱり百合度∞をつけた『婚約破棄されたお嬢様が大変そうなので助けに入りました』を語りたい!

まずね、主従百合が尊すぎるんですよ。
もともと主従百合、大好きなんですけど。身分を超えた恋に憧れるのは、百合もノーマルもBLも変わりませんよね!
そのなかでも、この主従百合が尊いのは、さらに「幼馴染」要素まであるからですよ。
某デズニーさんも、「ひと目ぼれ(運命)」から「積み重ねた時間こそ真実の愛」路線に変わっています。(そうじゃなきゃ、あんな姉妹百合映画はできない!⇒【百合好きはアナ雪2を見なければいけない3つの理由】)
主従として強い絆があることは、始まって数ページでわかります。
主人のためなら自分より位が高い相手の前に立つことも厭わない従者ですよ。
王子に乱暴されてる令嬢を助けるメイドとか、背中に惚れてもおかしくない展開です。
そこに、プラスして幼馴染とか。どれだけ私のツボをつけば気が済むんですか!
ここから、小さいころからずっと一緒に過ごしてきたことがわかりますよね。
ずっと令嬢が頑張っていたのを見てて、認めてくれるんですよ。
しかも、このシーンが最後の令嬢のセリフにつながるかと思うと胸が熱くなります!
尊いわぁ……。
次に、ヤンチャな従者に、自己主張できない令嬢とか、キャラクターが好き!
このお嬢様、自分がピンチの時は泣きもしないんですよ。
王妃教育で感情を表に出さないように教育されているんでしょうね。
王子に追い詰められても、恐怖心でいっぱいでも、表情はあまり大きく変化しません。
そんな彼女が、大きく表情を崩すのがこの場面。
さっきまでのお嬢様はどこにいった!?
めっちゃ、幼く見えますよね。年相応で可愛さ爆発ですよ。
幼馴染のメイドが助かって、一番ほっとしたんでしょうね。
このヒロイン、自分の時よりメイドが助かったときに感情が大きく動いてるんですよ。
――自分より、相手。
これ、百合の尊さを語るうえで、外せない要素だと思います。
こんなん絶対、好きだろ。好きあっているんだろう?!(詰め寄り)と思わずにはいられません。
短編ですけど、長編映画の終わりだけを見た気分ですよ!
あとね、お嬢様をかばう時も思ったけど、このメイドさんイケメンすぎませんか?
幼馴染として傍にいてくれたメイドさんがあんなイケメンで。
婚約者として冷たくされていた王子があんなクズで。
婚約者として冷たくされていた王子があんなクズで。
そりゃ、恋愛感情が芽生えなくても仕方ない。私がお嬢様でも、確実にメイドに惚れてます。
そして、それが百合度∞につながるんですよ!
この短編、短い中に過去のこととか、未来のこととかを、うまーく凝縮させてます。
「過去に、こんなことがあったんだ……なら、こういう場面もあったはず!」とか、「この言葉は確実に未来に繋がっているから、将来はこうなるはずだよね」とか。
そういう妄想がすごくしやすい!!
大切なので、もう一度。
そういう妄想が、すごく、しやすい!!(声を大にして言いたい)
「これだけじゃ、足りない! もっと世界にひたりたい」人向けに、原作もおすすめ。(⇒『婚約破棄されたお嬢様が大変そうなので助けに入りました』)
こっちは小説ですが、漫画では描き切れていない部分が、さらに百合。
そして、原作には続きもあって、さらに百合が、さらに百合されます。(説明になっていない)
簡単に言えば、小説は完全に百合として結末を迎えています。百合ハーレムの匂いさえ感じさせる終わりです。
これが∞をつけた理由なので、百合好きで、活字に抵抗がない人は、ぜひ読んで欲しい。
いや、ごめん、嘘言った。活字に抵抗があっても、見てほしい!
いやー、アンソロジー最高ですね。
買うべきか、まとめ
タイトル通り「悪役令嬢がヒロインに攻略される話」が3つ。
「悪役令嬢がメイドに助けられる話」が1つ。
「悪役令嬢がヒロインのために頑張る話」が1つ。
と、非常にバラエティに富んだアンソロジーでした。
私のツボに入ったのは、残念ながらタイトル通りのお話じゃなかったけども、色んな話を一気にみれることもアンソロジーの面白さだよね!
どの短編も悪役令嬢もの百合として、ポテンシャルが半端ない!
確実にどれかは刺さると思うので、ぜひ読んで欲しい一冊でした。
少し前までは、悪役令嬢ものの百合も珍しかったのに、アンソロジーが出る時代になるとは……。
「悪役令嬢もの百合って気になってたけど読んだことない」って人には、特におすすめ。
アンソロジーだから、きちんと完結してるし、これだけ種類があれば、自分が好きな話もきっと見つかるはず。
いやー、いい買い物をしたと、久しぶりに自分の百合レーダーを褒めました。
ではでは、またお会いしましょう。
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