はい、こんにちはー。
今日もやってきました、ファスです。

今回は今さらになってしまいますが、「この百合作品が好き」というような使い方をされる際の、”百合”の意味について考えてみようと思います。




まず、百合とは何か。
きっとそれぞれ百合好きの中に定義があると思います。

一度ネット上で話題になったのは

・向かい合っている女の子の表紙はOKで視線がこっちを向いている表紙はダメ

という、百合好きならなんとなくわかる話題です。

こういうこと⇓

yurib

左がダメで、右がOKということです。

私自身は、この指摘はとても納得できました。
たしかに女の子自身がこっちを見ているよりは、お互いを向き合ってくれていた方が好みです。

視線はいりません。お互いを向いてくれていれば。

ですが、わからない方もかなり多いようで、相変わらずのマイナーさにびっくり(笑)
もう、ここから違うんだなぁと感心したものです。

可愛い女の子を好きな身としては、左の表紙でも惹かれるものがあります。
ただこっちの場合、大抵ハーレム系の主人公がいたりして女の子同士の話は少ないものです。
(まぁ、そこにさえ煙を立たせようとしているのがこのブログですが)

それに対して、右のものはばっちり女の子の関係が書かれていることが多いです。

あくまで目安というか、好みでしか、ありませんが、確かにそんな気はしています。
もっと詳しい話が知りたい方は引用元のこちらへ(http://blog.livedoor.jp/kinisoku/archives/4708288.html)


百合好きとそれ以外の間には感性の隔たりがあります。
あう百合と、あわない百合もあることでしょう。

なのでこのブログでの百合の定義(そこまでいうと大げさかもしれません)を決めたいと思います。

結論から言います。
 
百合とは
「女の子(女性)二人の関係に萌えるもの」
です

女の子が二人いる。
その二人がなんらかの関係、世界をつくっていたとしたら、それだけで百合!
二人を外から眺めて楽しむものが百合です。

幼馴染でもライバルでも姉妹でも関係なく。
愛情でも、友情でも、憧れでも、憎しみでも関係ない。

一人の女の子が、もう一人の子に対して感情を持ったら百合です。
執着や、惹かれたら百合です。


〇具体例
カードキャプターさくら:ともよちゃん→友情(持ってる感情は恋愛ですが)
NARUTO:いの、サクラ(いのさく)→ライバル関係
アナ雪:エルアナ→姉妹
マリみて:スール、同級生、その他諸々

できるだけ、メジャーな作品から選んでみました。
自分の好みの作品の話をし始めると、無限に広がりそうなので、割愛します


次に、よく言われる「レズとの違い」について

レズとはレズビアンの略であり、女性同性愛者を指す言葉です。
ちなみに、レズは差別用語の面が強く、言われると怒る方もいらっしゃるので、あまり使わないようにしましょう。

この話については、森島明子先生が述べている言葉が非常にわかりやすいです。

「レズはひとりでいてもレズ。百合は二人いるのを外部が見て決めるもの。本人達がどう考えているかはともかく、百合は外部から見てはじめて百合になる」

まさにこれ。
これほど百合という文化を言い表した至言はないでしょう。

ただ、少し悲しいのは「百合は好きだけど、レズは嫌い」という嗜好の方が多いことでしょう。
私は百合というか、かわいい女の子自体から好きですので、百合もレズもばっちこいです。

レズの女の子がノンケの女の子に恋をしても百合ですし。
ノンケ同士でも、親友だったり、ライバルだったり、お互いに執着する姿は百合だと思っています。

下手をすれば、ノンケ同士の友情の方が百合として熱さを感じることさえあります。
ドラマで男同士の友情に熱くなる方がいるのとあまり変わらないと思います。




結局

可愛い(かっこいい、美しい、普通の)女の子がいたら萌え
そこに、もう一人女の子が増えたら百合

私の中は、そうなっています。



*注意
人の嗜好はそれぞれです。
好きな人もいれば嫌いな人もいる、それが自然です。
嫌なものは嫌、好きなものは好きと伝えましょう。
そして、人は人、自分は自分と思うことが精神的平和への道であります。



*ファス*