――ニチアサの魅力に取りつかれた。
百合好きならば、聞いたことはあるフレーズかもしれません。
ニチアサ
= 日曜日の朝にやっているアニメ
= プリキュア
であることが、ほとんどです
このプリキュア、子供向けと侮ることなかれ。
元々、低年齢(3~8歳の女児)と大きなお友達向け(30代男性)に作られているのです。
中々百合的においしい作品であります。
百合についての定義(これ)を前提にして、
「じゃあ、まず何を見ればいいの?」といった場合
私はプリキュアをお勧めします。
*注意
そんな邪な気持ちでプリキュアは見れない!
作品を汚すな!
または逆にプリキュア大好き!
という方は閲覧注意です。
*
〇なぜ、プリキュアを薦めるか
まずプリキュアについてですが、シリーズがとても多いです。
2004年から放映が開始されまして、2016年現在13年目になります。
2年やったりしているものもありますが、基本的に1年でリセットされているため、その数は10近くあります。
初代から「手をつなぐとパワーアップする」という百合的な見どころをもった作品です。
その上、プリキュアは百合アニメにありがちな、暗さや難しさがないです。
同性愛を扱うアニメはどうしても暗さがつきまといがちですし(例:神無月の巫女)
マリみてやストパニは画面から百合臭が溢れて入門編には少しにが重いかと。
その点、プリキュアは重すぎず軽すぎず、しかし女の子の絆の強さを感じさせてくれる。
まさに入門にうってつけのシリーズです。
(おジャ魔女も語りたいことはたくさんあるのですが、後に回します)
しかも、今日、おすすめする
2011年放送のの「スイートプリキュア」
これが百合的に熱い!
こんな場面はよくあることです。
(”ギョギョギョ! 謎のプリキュア現るニャ!”より)
うーん、マーベラス!
素晴らしい百合の香りですね。
また、こんなランキングで二位だったりしたので、記憶にとどめている方も多いと思います。
では百合キュアの世界へ参りましょう!
*
〇主人公について
メインは二人、響と奏になります。
二人が中学二年生のところから話は始まります。
二人はもともと、とても仲の良い幼馴染でした
それがある事件をきっかけに幼馴染とさえ思われない関係になってしまいます。
別々に中学校生活を送る二人の前に、ネガトーンと呼ばれる怪物が現れます。
ネガトーンを倒すためプリキュアになる二人。
というのが一話です。
そこから、絆が深まっていく様子や新しいプリキュアの参入などいろいろなイベントを経て成長してく姿が見られるのです。
私的百合ポイントを上げていきます!
〇幼馴染→喧嘩っぷるへ
元々ずっと二人でいるくらい仲の良い二人です。
それが入学式の事件をきっかけに喧嘩ばかりする仲になります。
(これも結局は百合の定義で話した、お互いへの執着ですね)
が、それがあまりにも痴話げんかっぽい
ということで、百合夫婦や熟年夫婦と言われる二人であります。
このエピソードは半公式化しており、声優の小清水さんは「メロディがお父さんでリズムがお母さん」とまで言ってしまっています
〇堪能すべきは前半
後半に入ると新しいプリキュアの参入や、話がクライマックスへ近づくことで百合的に美味しい部分は少なくなります。
話自体も敵も味方も誰も悪人はいないという挑戦的なストーリーになっています。
そこまでの展開が面白いので飽きることはないのですが、一年通してのシリーズなので、話数が多いです。
百合だけ見たい!
という方は前半を集中してみることになるでしょう。
具体的おすすめ
4 告白
5 キス
7 デート
8 三角関係、本妻の貫禄
18 いちゃいちゃ
19 夫婦喧嘩
ちなみに、右に書いてある解説はほぼ偽りなしで行われております。
いや、おすすめの割に絞れていないとか、わかってますよ?
ぶっちゃけ、全部ひびかな回なんですよ。
だけども、その中でさらに、と思ったものが上の話になります。
〇そして、映画
「スイートプリキュア♪ とりもどせ! 心がつなぐ奇跡のメロディ♪」
いや、もうね、公式が狙ってるとしか思えない映画です。

敵に拘束されるときお互いの手と手がくっついてるとか、
プリキュアにあるまじき変身後の名前呼びとか、
(おすすめ画像がなかったので、ピクシブで漁って下さい)
お姫様抱っことか、
お姫様抱っことか、
(おすすめ画像がなかったので……)
奏の涙とか
奏の涙とか
(おすすめ画像が……)
もう映画を見るくらいこの二人にはまった人は確実に百合に見えることでしょう。
〇まとめ
堪能すべき前半を見る
映画を見る
ピクシブを漁る
声優発言集を漁る
⇓
立派な、ひびかなマスター
これで君も今日からニチアサの魔力に取りつかれるよ!
(実際はもう放送終了していますが)
*ファス*