なぜ口調が大阪弁なのかはわかりません。

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「クレイジーサイコレズ」

字面だけでヤバイ感が半端ないですね。

この単語、調べてみて思ったことを徒然と。


*注意
 
以下、独断と偏見です。
クレイジーサイコレズを推奨するわけではありません


クレイジーサイコレズとは

最近はやっているらしい、百合を越えちゃった執着を見せるキャラクターの事

らしいです。

具体例でいえば

・藤乃静留(舞HiME)
・暁美ほむら(まどマギ)
・大井(艦これ)
・小日向未来(シンフォギア)

あー、わかる気がする。
キャラクターとして偏りがある気がしますね。

前も行ったかもしれませんが、私、まどマギ、まだ見ていないんです。

百合分高いのは知っているんですが、

「怖いじゃん。

女の子の首が飛ぶの見たくないじゃん。

曲とか紹介したけど、それでもさ」

という、よく分からない葛藤の元、未だに見ていません。

今日はそれ以外の三人についてさらっと説明したいと思います。


〇藤乃静留(舞HiME)

静留さん、好きです。

彼女は、まだ百合がそこまで出てきていなかった2004年のアニメ「舞HiME」のキャラクターです。

京都弁を話す生徒会長様

最初は非常に綺麗なキャラクターだったんですが、話が進むにつれてヤバさが露出し始めました。

なつきのこと好きすぎるんですよ、彼女。

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 (綺麗な静留さん)

・なつきのために組織潰す

・なつきを傷つけた敵は殺しそうになる(なつきに止められて殺すのをやめる)

静留だけ話のメインテーマとは離れて戦っていた気さえしています。

チャイルドと呼ばれるパートナーは「清姫」

そうです、清姫。

安珍・清姫伝説の清姫に違いないと思います。

好きな男(安珍)に裏切られて、激怒のあまり蛇になって道成寺で鐘ごと安珍を焼き殺す、清姫です。

嫉妬の権現みたいな扱いをされる清姫です。

いやー、この配役考えた奴、誰だ、出てこい。

静留さんと清姫とか似合いすぎて笑うしかないです。

アニメ版では百合心中後の復活という奇跡を見せてくれたりもしました。

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キャラソンは「片恋艶花

これ、検索していただければわかるんですが、もう歌詞が病んでる。

・いつか一緒に死にたいわ
・この身が消えても逃がさない

確かに同性、異性関わらず、すごい執着です。

「クレイジー(熱狂的)サイコ(精神病)レズ」という言葉が似合いそうなフレーズが満載です。


〇大井(艦これ)

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艦これは一時期ブームになりましたね。

今も提督は存在し続けています。

私は金剛姉妹推しの、金剛推し。

浮気は瑞鶴愛宕と決めています。

いつか、このブログでも触れる日が来ると思いますが、艦これはそこかしこに百合があります。

・艦娘は全部女性
・艦娘には姉妹艦がいる
・激戦を戦い抜いた艦娘たちの絆が強い
・艦隊としての誇りを持っている艦娘がいる

姉妹艦は仲が良かったり(瑞鶴×翔鶴)

空母同士で仲が良かったり(赤城×加賀)

ライバルっぽかったり(加賀×瑞鶴)

例えが全て空母になりましたが、お気になさらず。

こんな艦娘たちですが、その中でも「大井」は百合っこ扱いされることが多い艦ですね。

艦娘は、秘書にして画面上においておけるのですが、その時に色々なセリフをしゃべってくれます。

大井のセリフ34個中5個に北上が出てくるんですよ。

・北上さん、大丈夫かな…
・北上さんを傷つけるの……誰?
・北上さん大丈夫かな、私がいないと心配だな。うん、心配……きっと、そう、そう、きっと何か起きてる!私、行かなきゃ!

絶対、提督より北上さんのこと好きでしょ!と念を押したくなるセリフたちです。

特にケッコンカッコカリ時のセリフ

「北上さん!なんだ提督なの?あ、いえ、いいんですけど。はい、提督も愛してます!」

これに至っては、提督””って言っちゃってますからね。
隠してない、隠せてないですよ、大井。

もちろん、セリフを作っているのは公式なので、公式が大井の百合っ子を認めているということです。

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溺愛されている北上さんは大井の姉妹艦の一人です。

大井がクローズアップされていますが、この北上さんもかなりの「大井っち好き」です。

自己紹介でも親友ときちんと言ってますし、セリフ中にも大井っちの登場は5個と多いです。

その内容が「大井っち触るのやめてよー」な時点で、大井の百合度が上がるだけなのかもしれませんが。


〇小日向未来(シンフォギア)

キタコレ鉄板。

「ノイズ」と呼ばれる存在と戦う、変身魔法少女もの……にしては武闘派すぎるのですが。

そんなアニメ「戦姫絶唱シンフォギア」のヒロイン(響に対する)でございます。

このアニメ、タイトルに”唱”が入っているように、いたるところで歌が使われております。

歌う人にも拘っていて、キャラソン集が楽しい楽しい。


小日向未来は主人公・立花響の幼馴染です。

一期の頃から、彼女の愛は凄まじいものがありました。

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・一緒のベッドで寝る
・一緒にシャワーを浴びる
・流星デートに行く

こんなのは序の口であります。

響も未来に依存している所があるので、普通の事のように展開されるのがすごいです。

二期になると、響を心配しすぎるあまり、敵方に利用されてしまいます。

適合者しか使えない聖遺物に無理やり適合させられ、響の敵として現れます。

この展開からして、公式が狙ってるとしか思えません。


・キャラソン「歪鏡・シェンショウジン」

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この曲凄いですよ。

歌詞に

「指をすり抜ける キミの左手 
私だってキミを 守りたいんだ」

「私は絶対譲らない
もう遠くには行かせない
こんなに好きだよ
ねぇ…大好きだよ」

一番を少し抜粋したんですが、全部が万事この感じ。

未来から響への愛がこれ以上なく表されているキャラソンです。

ただ、

「もう遠くには行かせない」

とか

「どう思われようと 関係ない」

とか

独占欲丸出しの上、周囲のことは気にしないという熱狂ぶり。

これぞ「クレイジーサイコレズ」なのかもしれません。


クレイジーサイコレズについて考察


このほかにも、クレイジーサイコレズとして

・園田 海未(ラブライブ!)
・姫宮 千歌音(神無月の巫女)

などもあげられております。

同性に熱烈な執着を見せるキャラ全体がこの単語に括られているみたいですね。

執着の方向はあっても、全員少しずつ、キャラは違います。

このキャラクター達をすべて「クレイジーサイコレズ」というと、少し納まりが悪い気分です。

クレイジーサイコレズ扱いされているキャラクターたちは全て相手が一人になっております。

その一人に対してだけ執着が凄まじいわけですよ。

これを「レズ」の括りに入れると、色々不適合が起きそうな匂いがします。

私の百合の考えは前の記事でも書きました。

レズは一人でもレズ
百合は二人で百合

その考えると、私自身は「クレイジーサイコレズ」という言葉は推奨できません。

響きがとても面白いので汎用されるとは思いますが、使っていて「これじゃない感」が大きいですね。

うーん、何かいい言葉はないものか。

百合の世界で考えてきます。



*ファス*